60歳以上でリフォーム融資が受けられ、
金利のみの返済だけ!という
救済制度があります
60歳以上でお住まいが
相当傷んだり、改修しなければ
住むのが困難
真冬は寒すぎる、夏は暑すぎる
地震が心配で・・・
お風呂、トイレ、キッチン、
洗面台などの設備が古くなって
もう使えなくなるのも時間の問題
あと何年生きられるかわからないのに
家のリフォームにお金を使うのは
もったいない
などとお住まいに関する
悩みはあるのですが、資金が乏しい
老後の現金を残しておきたい
という方のための支援があります
それが
”住宅金融支援機構の融資” です
仕組みを簡単に言うと
お住まいを担保に入れ
お亡くなり成る、あるいは
老人ホームに入ったりして
お住まいが不要になるときまで
金利だけを払い続けるだけでいい
という制度です
例えば500万円のリフォームをするなら
毎月4000円ぐらいの支払いでいい
1000万円で
毎月8000円ぐらいでの支払いでいい
という制度です
さらに、耐震改修工事が入ると
金利が下がりますので、
毎月のお支払額も下がります
工事内容には条件がありますが
60歳以上の方で大規模なリフォームの場合は
必ずどれかが入るので
ご心配な無いと思いますが
下記の工事の内どれかが
入っていれば大丈夫です
1.バリアフリー工事
手摺、段差解消、出入り口の幅拡張など
2.ヒートショック対策
断熱材の設置、
窓ガラスを2重にする
温水シャワー便座の設置
ユニットバスの設置
3.耐震改修工事
という内容です
このような夢のような融資制度ですが
小規模のリフォームには不向きで
初めの諸費用がかなり掛かります
例えば、
500万ぐらいの融資を受けるなら
約60万円の諸費用が現金で必要です
内訳は
担保評価費用(役所で入用)
33,000円
鑑定士費用
約10万円
保証事務手数料
77,000円
保証料
融資額の4%
有資格者の現場検査費用
7~10万円
抵当権設定費用
5~10万円
などです
そして保証限度額もあるので
融資を受けたくても
全額受けられない場合もあります
上限は
土地建物の評価額の60%
また1500万円
のうち低い方の額です
したがって、大阪の古いお住まいで
平均的な土地不動産評価額が
1500万円を超えることは
少ないので
ほとんどが、土地建物評価額の
60%の方になると思います
不動産評価額が
1000万円なら600万円
800万円なら480万円
500万円なら300万円
の融資限度額になるということです
最終の決済は
お亡くなりになるタイミングになり
お住まいを担保にしているので
土地建物の売却
または借入金一括返済
となります
但しご夫婦等の連名で
ご契約される場合は
ご夫婦ともお亡くなりなったときに
決済となりますので
安心です
お住まいを担保にご高齢の方でも
ローンが組めるリバースモゲージと
似ておりますが、
金利のみのお支払いでいいのが
現実的な所でいいと思います
しかし、
古いお住まいをリフォームする場合
現在の日本の建物価値は建築から
25年で評価額が0円になることが多い
したがって、土地のみの評価額に
なりますので
大きな敷地や、駅近や、南向き、角地
間口が広いなどの土地が有利になると
思います
相続者がいない、
相続はご子息様がご希望でない
などの場合は
ご自身の住み慣れた土地とお住まいを
離れずに人生の終焉を迎えることが
出来ますので
いい仕組みだと思いますので
活用の価値は十分にあると思います
お問い合わせは
一般財団法人 高齢者住宅財団
のホームページ、リフォーム融資のページを
ご確認いただくか
下記へ問い合わせください
一般財団法人 高齢者住宅財団
東京都千代田区神田錦町1-21-1
高齢者住宅財団
リフォーム融資の債務保証
03-6880-2781