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リフォーム業者を選ぶ前に知っておきたいポイントとは? | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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リフォーム工事には検査がありません。だからこそ、ていねいに相談できる会社を選んでください。

リフォーム業者を選ぶ前に知っておきたいポイントとは?

1.ご存知ですか?無料でセット商品は部分変更できることを知ってください。

比較的大手リフォーム会社に多いリフォームパック商品やシステムキッチンなどのセット商品ですが、その業者がお勧めパックとして作った商品です。

システムキッチンやユニットバスはもともと準オーダー品で100%自分好みにはできませんが、カタログにある組み合わせは自由にできるようになっております。

色の組み合わせや材質や数種類の付属品をカタログの中から組み合わせて自分のお好みに組み合わせることができるようになっているのです。

キッチンやお風呂だけでなく、クローゼットなどの収納、その他のパッケージリフォーム商品なども
もともとはバラバラの物をその業者が組み合わせただけです。

したがって、パッケージ商品は自分好みに部分的な変更が可能なのです。

自分好みに少し変更する場合、金額が相当上がるという方針の業者は仕方ないのですが、通常、工事材料原価はその変更部分のみですので変更部分のみの差額の増減だけで変更可能です。

2.パッケージ商品で我慢することはやめてください。

業者が勧めるパッケージ商品も考えて作られたパッケージが多いので悪くはないと思います。
しかし、私の経験からキッチンの例で言うと、お客様のシステムキッチンの使い方やお好みは千差万別です。
ご家族の構成やお料理の頻度、お料理に対するこだわりの違いなどにより変わります。
しかし、何も聞かず、カタログも見ずにお任せにしてしまうと業者のセット商品になってしまいます。

ここでもう一度お考え下さい。
住宅を購入した際は深く考えなかったが、現在不便を感じることがあると思います。
「こんな便利なものもあったのか…」と後になって知ったこともあると思います。
しかし、あとで変更できなかったり、できても非常に費用が高くなる場合が多いのであきらめてしまうことがほとんどです。

住宅のリフォームは1回すると、5年や10年で何度もするものではありません。

ここはじっくり検討し、慎重に商品やリフォームの仕様を選んでください。

3.設備機器と設置工事だけの業者には注意してください。

チラシによくあるようなユニットバスパックやトイレのセットなど、 可能な限り少ない工事でそれらの設備機器を販売できれば業者としては短期で売り上げが上がります。

反対に、下地の補修や補強、壁紙の補修、間取り変更などの追加工事があれば工事日数が増え、1日当たりの売り上げが下がります。

しかし、キッチンや便器が悪くなったり、古くなったりしたからリフォームをご検討されるのだと思います。

住宅設備と同様にお住まいの骨組や下地も同様に古くなっている可能性が大きいので注意が必要です。

また、2000年以前に建築された建物は、現在の建築基準よりも低い基準で建築されていることが多いのです。だから、キッチンや浴室を解体した際に、その部分の骨組みを補強すると低価格で補強が可能になります。

この時に補強しなければ、キッチン部分や浴室部分は、その先20年はリフォーム工事をしないと思うので、その部分の骨組みの補強は実質できなくなります。

このようなことがあるので、小さなことでもお住まいのこと全体がわかる業者に依頼する方が安心です。

4.現場を知っている方に見積もりしてもらってください。

お客様は、設備機器の老朽化や屋根瓦が古くなったり、外壁の塗装がめくれて来たりして業者に見積もりのご依頼をされると思いますが、私たち建築業者はお客様のご依頼をそのまま鵜呑みはしません。

しかし、鵜呑みにしてお見積りする業者が非常にたくさんいます。

例えば、お客様のご依頼通り、外壁と屋根の塗装を行ったとします。

しかし、1年も経たないうちに塗装がめくれたり、雨漏れを起こす場合があります。

このように、屋根瓦の下地の状況が悪くなっていれば、塗装しても雨漏れを起こし、すぐに瓦の葺き替えをしなければならないこともあります。また、浴室内部より水がまわってしまっている場合、外壁塗装した直後に膨れてきて、塗装をやり直さなければならないこともあります。

お住まいは、表面だけではなく長期的なことを考慮して、総合的に見なければなりません。

  • 表面の仕上げ材が悪くなったなら、下地は大丈夫か?
  • 補修メンテナンスで大丈夫か?すべてやりかえる方が長期的に見て安く上がるのではないか?
  • 設備機器の下地は大丈夫か?
  • ご依頼のリフォームをするなら、ついでにやっておくべき補修補強はないか?
  • 耐震強度は大丈夫か?

などなど、チェック項目はたくさんあります。

したがって、営業だけをしている人や塗装専門業者、設備機器のみを取り付けている人がリフォームする場合、総合的にお住まいのことが分かる人の見解や意見も聞かずにちょっとしたリフォームを行うのは得策とは言えません。

だから、
小さいリフォームでもお住まいをトータルでわかる人、現場を知り尽くしている人の意見を踏まえてリフォーム計画と積算見積もりをしてもらってください。

5.機器だけの交換は損をすることが多い。全面的な改装は、業者は儲からないがお客様は得をします。

ユニットバスやシステムキッチン、トイレ、洗面化粧台など、業者としてはこれらだけの商品の交換ばかりしていると短期で高額な機器類を販売できるので儲かります。

しかし、建築業者は住まいを全体的に長期的に見て、リフォームの工事のご提案をしなければなりません。

例えば、ユニットバスのリフォームの際に浴室周りの木部の補修工事や外壁モルタルの補修、浴室解体時に可能なお住まいの補強、洗面室の床の老朽状況により補修、洗面脱衣室の壁紙の張り替えなどです。

これらの工事はいったん工事が終わって壁を塞いでしまえば、お客様は老朽の状況を確認することができません。
しかし、これらの工事を別の機会に行うと非常に高額になる場合があります。

工事個所が増え、金額が上がりますが、長く住まわれるお住まいなら、
同時に行う事により、お客様のトータル出費は減ることになります。

その他にも、システムキッチンとLDKの全面改装、作り付けの玄関収納と玄関室廊下、便器の交換とトイレの床壁天井ドアの改修、水回りすべてと1階部分の全面改修などが同時に行えます。

長く住まわれるなら、部分的なリフォームでも、全体的なリフォームでも丁寧に点検し、
この機会にリフォームする部分は修繕補強しておく方が、トータルの出費は減ることになります。

6.建設業の許可を持っている業者に依頼してください。

一般の人にはあまり知られていないことですが、リフォーム工事は500万円以内ならだれでも行う事ができます。

ちょっとした補修ならいいのですが、500万と言えば、システムキッチンの入れ替えやユニットバスの入れ替え、屋根瓦の葺き替え、外壁塗装の塗り替え、など部分的に行えばほとんどすべてのリフォームが可能です。

500万円以上のリフォームを行うには、建設業の許可が必要です。
建設業の許可は、施工管理技士の資格や実務経験、経営者の経験、500万円以上の資本金が必要になります。

許可を取らずにやっていても丁寧な仕事をする業者はたくさんありますが、部分的なリフォームしか行えないため、お住まいのトータル的なことを考慮した全体的なリフォームを受けることができません。

したがって、普段からどうしてもお住まいを長持ちさせたり、補強したりという部分のことに意識があまり行かなくなります。

資格や建設業の許可がすべてではありませんが、一つの目安にはなります。

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