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トイレリフォームのコツ! 便器交換時に検討すべき 10個のポイント | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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トイレリフォームのコツ! 便器交換時に検討すべき 10個のポイント


私は、堺市美原区の工務店で長年リフォーム専門に行ってきた中で気付いたことや確信していることをご紹介しお客様が少しでも無駄な投資をせずに、トイレリフォームを成功さすための情報を手帰郷できればと思いトイレリフォームのノウハウを簡単ではありますがまとめてみました



住宅は長期にわたり使用するため
維持管理を適切に行わなければ
美観が損なわれ、建物の健全な
状況を保てなくなります

トイレは、住宅の部分の中で
使用頻度も多く、傷みやすく、
汚れやすい最も過酷な環境に
ある箇所と言えます

したがって、適切な状況を保つには
計画的に改修や修理を行い
トータル的な支出も抑えて
いくことが必要です

トイレは個人の部屋でもあり
来客者の部屋でもあります
そして、水を扱う便器があり
毎日数回使用するため
お掃除や手入れが他の部屋よりも
必要な場所です

また、
お住まいの中でご年配者の方は特に
体調の悪くなりやすい場所の一つです

このように、トイレはお住まいの中でも
たくさんの要素を抱えた場所なので
長期的にお住まいの一部として
使用するために
リフォームやメンテナンスに
長期的なコストを考え予算を配分して
使っていかなければ、
緊急で無駄な出費を強いられることが
あるのがトイレのリフォームなのです

例えば、壁紙や床材を
一緒にリフォームすれば
わずかな出費と工事時間で
仕上がりが全然違います

また、悩みや、過去に起こった
トラブルを加味せず行うと
完成してわずか数年でトラブル発生!
ということもあります

リフォームは、現在の改造です
したがって、新築よりも実は
難しいのです

だから、
可能な限り知識を持ったうえで
業者に調査してもらい、
リフォームのバリエーションや
問題点を教えてもらって最終的にあなたが
適切な予算配分を行い、リフォームする方が
あなたの理想のトイレになると思います

1.便器の交換時期は、
  床壁天井も老朽化が進んでる

昔、下請けで仕事をしていたころ
便器を取替えた後に、以前の便器の痕や
以前見えなかった汚れなどが露出し、

「壁紙や床をかえておけばよかった―」
と、お客様が元請けさんに言っているのを
よく耳にしました

また、便器を取り換えたわずか数年後に
元請けさんの指示通り、取替えなかった
床下で配管から水漏れが起こり、
便器をまた取り外して
床をめくったこともあります

このように、便器を交換しなければ
ならないということは、
表面上はわからなくても
トイレの周辺も老朽化が進んでおります

壁や床、天井のリフォームを同時に行った場合の
金額やリフォームにかかる日数などを知り、
また、これらのリフォームを
行わなかった場合の後で起こるかもしれない
不具合などを知って
リフォームをどこまでするかを
決めた方が長い目で見ると
時間やお金を節約できることになります

2.排水が詰まったことがある!
 便器の選定の前に調査が必要

弊社はリフォームだけでなく
懇意にしているお客様のお住いの
トラブル対応も行っています

その中に排水管が詰まりたり
マス(マンホール)があふれる
トラブルの対応があります

何件もそんな対応をしていると
なぜ、排水管が詰まりやすいお住いと
そうでないお住まいが
あるのかもよくわかります

”間違ったものを流してしまった”
以外で排水管が詰まるものは

① 長年の油の塊
② 長年の尿の塊
③ 木の根

などです

木の根は排水管の継ぎ目や割れた部分
から入り込んでいるので
排水管のその部分を直せばいいので
トイレリフォームと切り離して
考えることが出来ます

排水は高い位置から低い位置へ
流れるように角度をつけて
配管を設置するのですが
勾配(傾斜)角度が緩すぎたり、
逆になっているため、
尿や油の塊がそこに固まって
排水管が詰まります

排水管の距離が長いお住まいの場合は
止むを得ずこうなっていることも
ありますが、地盤の沈下でなる場合もあります

排水管は
道路に一番近いマスからトイレの
外に出た排水管までの距離を
適切な傾斜をつけて排水管を敷設します

しかし、距離が長い場合は
適切な勾配がとれていない
お住まいが多々ありました

適切な勾配を取るのが
難しい場合は、
便器の排水口を床下ではなく
2階やマンションのように
壁から排水すると勾配を
取れる場合がありますので
このようなトラブルも考慮して
便器を選ぶ必要もあります

これは、便器を交換してからでは
出来ない工事になりますので
便器交換前に検討する重要事項です

TOTO トイレカタログより抜粋

3.トイレリフォームは
約4つのパターンに分かれます

1.便器だけを替える
2.便器と壁紙と床シート+
 トイレットペーパーホルダーや棚程度の備品交換
3.壁床がタイルの場合、壁紙や床材を変えるための
 下地からリフォームをする
4.収納付き便器や収納を別につけたり
 手洗い器を別につけたり、腰壁をつけたり
 全体リフォームをする
5.トイレの位置を移設する

工事の期間は現状の状態、
便器の種類や
工事の内容によりますが
次の条件をクリアすれば
全てのリフォームが可能です

4.別のトイレが確保できるか?
リフォーム規模が限定!

トイレリフォ-ムの場合、
工事中、別のトイレの有無、
別で確保可能か?で可能な工事範囲が
変わってきます

1.トイレはもう一つある
2.近所で気軽に借りられる場所がある
3.仮設トイレが設置可能
4.仮設トイレ設置場所がない場合、
 昼は近所で借りて、夜はポータブルトイレを
浴室等に設置しても大丈夫

などの確保の方法がある

仮設トイレにはリース料、設置料、
配管料金、等の費用が掛かるので
予算組が必要です

トイレが1箇所しかない中古住宅を
買った場合、トイレは入居前に
リフォームを行った方がいい箇所です

5.古いタイルの床下はリフォーム必須!

現在の新築はほとんどなくなりましたが
1990年台前半以前に建てられたお住まいの
トイレの床はタイルで床に排水があり
水を流して掃除するスタイルが多かった

このタイルの床下の構造は
4方は基礎で囲まれており
下から
①土、②セメント、③タイル

という構造になっております

そして、綺麗好きの方は毎日のように
水を流して掃除する方も多かったようです

床に排水口があるので一見すべて水は
排水管を通って下水道へ流れるように見えますが
タイルの目地からじわじわと湿気は
床下に伝わります

そして下のセメント、土へと湿気がたまります
この土とセメントが常に湿気を帯びた状態になると
それに接触している柱や柱の土台も
常に湿気を帯びた状態になり腐朽させるのです

酷い場合は白アリに食われていることもあります

タイルのトイレは、このような構造に
なっていることが多いので
これからまだまだ住まわれるお住いなら
タイル床下の土やセメントを取り除き
他の部屋の床と同じように通気さすように
することが家を長持ちさすことになり、
壁や床の割れ、柱の傾くという
トラブルを未然に防ぐことができます

6. 少しの追加費用と時間で劇的に生まれ変わる追加リフォーム

私は便器の故障等でやむなく便器の
交換を行うお客様に対しても
壁紙と床のシートの交換をお勧めしている

壁紙と床シートと便器交換だけなら
一日で完了しますし、仕上がったときの
変貌が全然異なります

それと、壁紙や床材はビニール素材が
ほとんどです。表面はきれいでも
これらの材質はに悪臭も
しみつきますので、特に男の子を
育てたお住まいは床材を替えることにより
匂いの原因を取ることもできます

また、以前の便器の型が露呈する
心配もなくなります

わずかな面積なのですが
専門の職人が行わなければならないので
壁紙をたくさん張り替えるときに一緒に
張り替える方が少しでも
安くなるからという考え方も有りますが
わずかな出費で大きく生まれ変わるので
コストパフォーマンスの大きい
追加工事だと思います

7. 壁紙を替えることでその他
備品の選択の幅がひろがります

手の届く位置に収納ボックス
棚付きの2連のペーパーホルダー
タオル掛けの位置変更
手摺の取付 
照明器具のスタイル変更
換気扇の新設
照明器具の変更など

これらの物の設置は下地の補強や
壁中に配線のを入れるための
天井の一部を穴あけなどが必要になります

しかし、壁紙のリフォームをするなら
これらはすべて壁紙で隠れるので
何もなかったようにきれいに
仕上がります

壁紙を張り替えないで備品を新調する場合、
同じ形の物や下地に合う形になるなど
選べる備品が限定されます
換気扇の新設なども露出配線になります

また、照明器具が直付け直結式の場合は
配線直結の場合もあるのでこの機会に
カチット式に変更しておくと交換は
ご自身でできるのでお勧めです

このように壁紙をかえることで
壁紙が変わり、備品も変わり
リフォーム後の仕上がりが
ますます、素晴らしく変わります

8. 換気は窓ではなく換気扇で行うと
窓換気よりヒートショックは起こりにくい

近頃はウォシュレットに脱臭機能が
ついているが、追い付かないので
窓を開けっぱなしにしているお住いも
あるようです

窓を開けると外気温の影響を受け、
冬は寒く、夏は暑くなります

換気扇で換気をするとドアの隙間から
廊下の空気を吸い、外へ排出するので
外気温の影響を受けにくくなります

普通の換気扇は、
換気扇が止まっているときは
排気口から外気の影響を受けやすいですが
熱交換型換気扇という、さらに外気の影響を
受けにくい換気扇もあります

24時間換気システムにすると
ある一定時間回して、
ある一定時間止まる常に換気された
室内になります

また、スイッチを切ってから
一定時間回って自動で切れる
という便利なスイッチもあります

9. 50歳以上の方は必見!
トイレドアのリフォーム

ご年配の方が冬場、トイレ内で調子が
悪くなることがあります

その時にもし内開きのドアなら
中の人が邪魔で第三者が外から
開けることが出来なくて
救助が遅れる場合があります

また、外開きドアは
入室時一旦後ろに下がって開くので
健常な人は何も感じないが
足腰が悪くなると、後ろに下がるのは
敷居の段差同様負担になります

したがって、引戸がベストで、
難しければ後ろに下がることが少ない
折戸にするもの一つの方法です

もちろん敷居は工事の際に
段差をなくします

詳細は下記記事にも掲載しているので
ご確認ください

10. ヒートショック防止には
窓リフォームが必須!

室内の温度は50%以上が窓から奪われる
というデータがあります

したがって20年ぐらい前から
冷房暖房効率を上げるため
2重ガラスサッシが普及し始め
現在では2重ガラスは新築の標準仕様で
3重ガラスもオプションであります

2022年現在、トイレリフォームを行う家は
20年以上前のお住いが多いので
ほとんどの窓が1枚ガラスの窓です

真冬のトイレや真夏のトイレ
1枚ガラスでは外気の影響を
受けやすいので、冷房暖房の
効いた部屋から、急にトイレに行くと
体調を崩すのは納得がいきます

通常のサッシの取り換えとなると
1日半ぐらいかかる作業ですが
半日以内で終わるカバー工法や
内窓工法という方法もあるので
トイレリフォームの際に
検討する材料と言えます

10個のポイントをまとめますと
トイレリフォームは
小さなスペースですが
水回り、内装、窓、大工造作
ドア、排水管、電気、基礎、など
全ての要素が詰まったリフォームということが
ご理解いただけたと思います

一つ一つご自身の希望にあるものを抽出し、
お住まいを長期的に安く維持するために
業者に調査してもらい、相談し、見積もりや
アドバイスをもらい、あなた自身が最終的に
決定していくと理想のトイレリフォームを
実現できると思います

お問い合わせ・ご相談は株式会社SAMへ