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外階段の手摺はまだオーダーメイド?! 既製品でも十分です | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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外階段の手摺はまだオーダーメイド?! 既製品でも十分です

屋外に取り付ける手摺は
以前は、わずか2段の階段手摺を
取り付けるにも

①背密な採寸をし、
②設計図を起こし
③画像のようなステンレス素材の物を
金属加工工場で作ってました

しかし、20年ぐらい前から
既製品を販売する小さなメーカーが
登場し、徐々に取り扱うメーカーや
現場現場に合わせた部材や
様々な素材も増えていきました

今ではリクシルや三協アルミなどの
有名エクステリアメーカーが
出来るだけどんな場所でも
取り付けができるように
たくさんのパーツが用意されており
簡単に取り付けられるようになりました

また、ステンレス製の手摺は
真冬は素手で触れないほど冷たくなります

そして、真夏の猛暑日などは熱くて
触れないほどに熱くなることがあります

それを解消したメーカーの手摺部材があります
アルミ棒に樹脂を巻いている手摺で
真冬でも冷たくはなりますが、素手でも触れます
真夏の猛暑日夏も熱くなりますが、
ステンレスよりもはるかにまし

設計事務所や工事会社が金属加工所に
依頼していた時は、その現場の担当者と
お客様の考えしか反映されませんでしたが
全国ネットのメーカーは
全国のたくさんのお客様や設計事務所
工事会社の不満や要望を吸収してどんどん
進化してきますのでどんどんよくなりました

今回のお客様のお住まいですが
門扉から道路に降りる階段は
門柱から少し斜めに向かって道路に降り、
最下段は再び道路に直角に接して
道路に降りるような異形な形状です

要は、上下2階ひねることになります

そして、一番下の踏み板だけが奥行が広い
という不定形な階段です

現場の形状がわかれば
次は、手摺の取付箇所の検討です

壁側両側にあるので
材料も施工費も安価に仕上げることができる
壁付けてすりを検討しました

しかし、残念ながら
コンクリートブロックの壁でした

コンクリートブロックはご存知の通り
内部は空洞の部分があります
したがって、空洞部分はコンクリートの
厚みが薄いためボルトの掛かりが
短くなります

新しい場合はまだいいのですが
コンクリートブロックは
20年も経過すると風化がはじまり、
サクサクにもろくなっている
可能性があります

それでも一応は取付できるが
足の悪い方が全体重をかける場合も
あるので
それで、スポット抜けると大変ですので
壁付けは断念!

したがって、今回は
階段の踏板に支柱を立てて設置することに
しました

支柱を立てる場合、
埋め込む方法とアンカーで取付方法が
あります

埋め込む場合は、
リフォームで手摺のみを取り付ける場合は
コンクリートに穴をあけるための
特殊なダイヤモンドの歯が付いた
置き型のコアドリルで穴をあけます

歯が焼けるので水道からホースをつなぎ
水を掛けながらの作業となります
道具があっても開けるのには時間と
労力が非常にかかります

これから階段を造る場合は
タイルやコンクリートで
仕上げる前に支柱を埋め込みます

支柱設置のもう一つ方法は
アンカーで取り付ける方法です

アンカーとはコンクリートなどの
素材にネジやボルトを取り付けるために
ナットなどの受け側をコンクリートに
外れないように埋め込むことが出来る
非常に便利な部材です

この方法の方が支柱埋込タイプより
簡単に支柱を取り付けることが出来ます

しかし、注意点もあります
取付箇所のタイルが浮いていたり
下地や表面のコンクリートが
もろくなっている場合は
アンカーを取り付けても抜けてしまうので
埋込にしなければなりません

下地の調査を打診やコンクリート
強度計で行います

調査の結果、
一番下の部分のみもろくなっていましたが
雨水が流れす溝が下にあり、
下からの作業が可能だったので
貫通ボルトで挟み込みとエポキシという
カチカチに固まるボンドを施すことにしました

メーカーの手摺は取り付けるまでの
精密採寸、精密図面作成、工場打ち合わせ
現場打合せ、運搬・・・・などなど
たくさんの作業がカットされるので
今回も非常に簡単に進められ
いい仕上がりになりました

そして、手摺はお客様が介護の認定を
受けられていたので
介護保険を使用しての
工事でしたのお客様のご費用負担は
非常に少なくて済みました

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