お庭に塩ビデッキで物干し場造作 堺市南区N様邸
4月24日
床下の土台造作 束の設置
庭に約8畳のデッキを造る工事です
ウッドデッキでわなく塩ビデッキです
アルミバルコニーの床板に使うデッキ材です
なぜ、ウッドデッキや人口樹木のデッキでないのか
ウッドデッキ材や人口樹木は非常に高額な
材料の内の一つです
その代わり、耐久性が半永久的に
メンテナンス無しで使用可能です
安い、材木を使用すると安い代わりに
メンテナンスを5年から10年に1度は
塗装のメンテナンスが必要です。
しかし、裏側や間は濡れないので
メンテナンスをしても、半永久的では
ありません
塗装を一度すると塗り続けなければならないので
昔の木の壁のお住まいや
洋風の木の壁のお住まいのように
全く色を塗らないという方法で
使えるところまで使う
という方法もあります
初めはこの、使えるところまで使う
というという前提で
杉板の幅広板をデッキ材にする
ご提案をしましたが
不安があるので
もう少し高いベランダの塩ビデッキを
お客様がご希望されたので
こちらで作ることになりました
さて、まずは建物を基準に直角に
デッキが付くように墨出しを行います
それから、おおよその位置に
基礎ブロックを置き、墨を出しながら
位置を整えていきます
位置が決まったら
今回は安く安くということなので
土間はコンクリートを打たないので
基礎石を設置する場所の
転圧(土を押し固める作業)を
行います
そして水平でない場所は
セメンを敷いて基礎石の水平に設置します
土で水平を出すと
転圧していない土なので
後で沈むので必ず
モルタル(砂+セメント)を
使用します
そして、ここは土間に勾配はあったり
隆起があったことと安く収めるために
束は鋼製束を使用しました
そうすると工事費用がずいぶん変わってきます
鋼製束を基礎石にボンド付けして
基準の大引きを設置
順に約1m間隔で大引きを設置していきます
ここで問題発生です
用意する鋼製束のサイズを間違ったようです
作業を止められないので
とりあえず端端の基準となる基礎石束だけ
設置して、大引きと根太の加工だけを
本日はやって終わることにしました
塩ビデッキの床板設置
下地の根太の前回は設置完了しているので
本日はデッキ材の設置工事です
デッキ材は周りの建物に合わせて
カットしていきます
取付はデッキの溝部分のところに
下地の根太めがけてビス止めします
このビスはデッキの溝カバーで
隠れますのでデッキ上はきれいすっきりです
根太の高さ間違いで
根太の高さ調整し直しという
トラブルに見舞われましたが
何とか調整範囲でした
5月14日
塩ビデッキで物干し場完成
本日は最終日です
残り大きな階段と手摺
サイドの際の見切りやキャップ
その他ももモロの細かい作業です
デッキに上がるステップ
(階段)は2段ぐらいで
奥行が狭い小さなものなら
そんなに難しくない
しかし、
4段5段で25cmぐらいの
奥行のある階段なら
建物内の階段のように
強度やしなりを考えて造らなければ
ならないので大変です
しかも、雨にかかっても朽ちない
アルミ素材で骨組みを造るので
たかが4.5段の階段ですが
ほぼ1人で1日かかってしまいました
その他は何とかうまく
完了しました