トイレ全面改修工事 柏原市W様邸
仮設トイレ設置
便器の供給不安定で昨年に注文した
便器が年末ぎりぎりに入荷してきたので
年明け早々工事に
かからせていただきました
まずは、トイレの全面改修の
場合、その間トイレが使用できなく
なるので、仮設トイレを設置します
弊社は自前で和式ですが仮設トイレを
1台持っているので
格安で設置しております
通常はリースのため
便器の代金も入ります
解体工事
仮設トイレが設置したら
解体をしていきます
バリアフリー
壁床のタイルをやめて
塩ビシート床と壁紙に
リフォームします
まずは便器と敷居を撤去
そして、タイルを解体し
タイルの下は土がはいっているので
取ってしまいます
このような便所は土が直接
木部に触れています
そうすると
タイルからじわじわシミ出た
水分が土にしみこみ、
長い間湿った土と木部が接する
事になるので腐っている
事が多々あります
タイルの上にベニヤ板を設置して
塩ビシートを張ることも可能ですが
弊社では、お住まいを大切に
長持ちさすために
土を取るとこを推奨しております
今回は土の代わりに、
水はけのいい砂とコンクリート
ガラだけだったので
木部が長期間水分にさらされて
いなかったので軽傷でした
しかし1箇所は腐ってます
明日この部分を補修していきます
給水配管移設工事
本日は先に水道菅の移設です
隅にタンクが付いた便器だったので
壁からの水の出口が壁の真ん中に
ありました
現在の普通の便器は左右又は
床から給水管が出ているので
移設する必要があります
そして、床がタイルのトイレには
床に排水口があります
この排水管も切断して
出来るだけ短くして
キャップしてふさぎます
土台補修
続いて、大工工事に
昨日解体後に発覚した
土台の腐食部を埋め木で補修します
矩形にきれいにカットするのが
結構大変なさぎょうです
作業前
作業後
これで地震時のねじれによる
脆弱部の補強になります
続いて
タイルより上は壁紙を張った
トイレでしたが
解体してみると
もともと土壁のトイレを
リフォームして壁紙にしておりました
幅が狭いトイレなので
少しでも広くするために
クロスの下地のベニヤ板、
土壁、土壁下地のラスボード
バラ板を撤去したら横幅が
約3cm広くなりました
床造作、壁断熱
ここから下地の造作です
まずは床下地の横桟である
根太(ねた)を入れます
そして、床断熱材
そして下地合板を張ります
次に、外壁側の壁には
そんなに古い家でもないのに
断熱材が入っていなかったので
ついでに入れておきます
明日は、壁紙の下地を
張っていきます
壁天井造作
本日は、大工さんの最終日
壁紙の下地は石膏ボードです
だから、ペーパーホルダーや
収納棚、タオルかけを取り付ける
場合、柱の位置しか取り付けが
出来なくなります
したがって、それらを取り付ける
所にあらかじめネジが取付できるように
下地材を入れていきます
下地3箇所が終わると
天井下地のベニヤ上張り、
壁の石膏ボード
床塩化ビニールシートの
下地ベニヤを張っていきます
ここで問題発覚
壁を出来るだけ広くしたので
ドアの枠が今まで壁の中に
隠れていた汚い部分が出てきました
業界用語で
”はじをかく”
なんて言い方をします
昔から使っているので
語源は知りませんが・・・
壁紙を貼るとおかしな感じ
なので
見切り材という細い木をつけて
隠すことにしました
今日は材料がないので最終日です
壁紙・床シート
本日は壁紙と床のシートです
壁床天井とも下地が新しいので
継ぎ目にパテをします
プロ用のパテは乾きが早いのですが
それでも真冬は時間がかかります
パテが乾いたら
壁と天井を先に張ります
それから床のシートと
巾木を張れば完成です
便器、収納棚その他取付で完成
あとは、
便器、ペーパーホルダー、棚
タオルかけを取り付けたら完成です