2階和室改修工事 大阪狭山市
物置部屋になっている2階の和室2部屋を、ご家族様が帰省されたときに寝泊まりできるようにリフォームします
- 土壁がぽろぽろとめくれるので壁紙に変更
- 押し入れをクローゼットにする
- 床の間を家具置き場にする
- 入口ドアを作り替える
工事前の様子
工事開始
養生してほこりがかからないようにしています
床の間、押し入れの床を解体、畳を一時撤去しました
床柱を解体します
床の間と押し入れの解体をしました
壁の工事
リフォームする部屋に家具が3つあり、移動しながらのリフォームのため、家具を置く側の面の下地を先に仕上げていきます
そうすることにより家具移動、家具の養生が1回で済むので効率的です
家具移動面、工事前の土壁の様子です
壁紙を直貼りする面の土壁をそぎ落とし、ボンドが付きやすくする「ケレン」作業を行いました
壁紙を直貼りする下地の面に、両面テープとボンドで貼っていきます
直貼り面が完了しました
今回工事をしないサッシ枠との境目は、見切り棒を取り付けました
その他の面は壁にベニヤを張るための下地、胴縁に取り掛かります
小部屋の壁の胴縁下地が完成しました
戸袋部分ですが、壁が飛び出してくると引戸が当たるので、直貼りしました
クローゼットの造作工事
押入れがなぜか、もともと10cmほど床が上がってました
床を解体して畳の高さに合わせるため、床下地である、根太受け、根太を設置しました
押入れの床に12mmのベニヤ、さらに9mmのベニヤを張ります
クローゼットの工事している間、もう一人の大工が壁の作業を進めます
ドアの枠と壁紙下地の境目に見切り材を取付けました
押入れ、床の間の改修が並行して進んでいます
床の間はドア無しにして、部屋を少しでも広くして、物を置くスペースを作ります
まずは、クローゼット(元押入れ)同様に床板下地である根太受け、根太を設置しました
床の間はフローリングで仕上げました
床の間の壁のベニヤ張り部分をパッキン等で不陸調整しました
開口枠を取り付けました
元床の間の開口枠、クローゼットの開口枠を作りました
元床の間部分の壁に壁紙下地のベニヤを張ります
押入れ内の仕上げベニヤ張りが完了しました
押入れは、湿気が溜まりやすい場所です
壁紙は湿気を吸わないので、昔ながらのしっくいという白セメントがベストなのですが、費用が掛かるのでベニヤを極力継ぎ目をなくしてベニヤ板で仕上げとします
そうすることでベニヤ板も木なのである程度の湿気を吸ってくれます
計画には無かったのですが、お客様のご要望で枕棚を造りました
窓の下枠が低く、お孫さんが来られた時に危ないので、枠に手すりを設置しました
これで大工工事完了です
仕上げ工事です。壁紙が約70m弱なので残業をして頑張って1日で張ってもらいました
張替の場合は難しいのですが、下地を新たにした場合は状況によっては70mぐらいまでは1日で張ることが可能です
壁紙貼りが完了しました
クローゼットの扉はつり込み調整しました
ふすま紙の張替えをし、ふすま設置しました
この入口ドアは表面の木が剥がれてボロボロだったので、工場で製作しました
エアコンの設置完了です
工事完了
家具を戻してすべて完成です!