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鉄骨柱の補修補強工事 | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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鉄骨柱の補修補強工事

鉄骨造3階建ての住宅の重要な柱の根本が錆びて剥がれ落ちてきています

柱の左の黒い塊が、錆が出てきている様子です

鉄骨柱の補修補強(工事前)
目次

1.調査

タイルをめくって調査してみると・・・

柱が錆びている様子
柱が錆びている様子

骨柱にボンドで直接タイルを貼っておりました

タイルと鉄骨柱の間に水が溜まり、錆が進行したようです

調査後すぐに作業できないので、とりあえず錆を落とし、さび止め塗装をしました

さび止め塗装

図面を確認すると、250角9mm厚の鉄骨柱です

錆びて厚さが薄くなっているので鉄板を溶接して補強を行います

錆びていない部分を上下左右露出させて溶接する必要があります

したがって、まずは土間コンクリートを解体して錆びていない部分を露呈させます

2.土間コンクリートはつり

土間コンクリートをカッターで切っていきます

土間コンクリート切断
土間コンクリート切断

コンクリートを削ったり切ったりする、はつり工事を行います

はつり工事
はつり工事
はつり工事

はつり工事が完了です

お客様がつまづかないように、板で穴を塞いで本日は終了です

板で養生

3.鉄骨補強工事

本日は鉄骨柱に鉄板を溶接して、鉄骨柱を補強していきます

まずは、溶接する部分の錆とさび止め塗装を、サンダーで剥離していきます

錆とさび止め塗装をサンダーで剥離

剥離が終わったら、鉄板を溶接していきます

鉄板溶接補強
鉄板溶接

9mmの鉄板を溶接完了しました

2本とも4方を鉄板溶接補強しました

鉄板を溶接し補強

お客様が穴につまづかないようにベニヤ板で蓋をして、今日は完了です

ベニヤで養生

4.柱廻りのモルタル工事

本日は、鉄骨が錆びないように柱の根元をモルタル(セメント)で覆います

セメントはアルカリ性なので鉄とは相性が良く、酸化しようとする鉄とアルカリ性のセメントが引っ付くと錆びない性質を持っております

したがって、セメントがさび止めの役割を果たしてくれます

但し、劣化してるとメンテナンスは必要です

①さび止め塗料の削り

まずは、工事の序盤に塗ったさび止めをサンダーで削ります

セメントと鉄骨を直接接触させて、さび止め効果を高めるためです

さび止め塗料の削り
②型枠設置工事

セメントがきっちりと直方体の形になるように、セメントを流し込む型枠をベニヤ板で作っていきます

ハイフレックスという、モルタル接着強化剤を塗ります

ハイフレックス塗布

型枠が仕上がりました

型枠の設置
型枠の設置
③セメント流し込み

型枠下の隙間はジェットモルタルで充填します

ジェットモルタルで充填

最後にセメントを流し込みます

セメントの流し込み

隙間なくセメントが入り込むように、無収縮のセメントを使用しました

セメントが固まったら型枠を解体していくので、それまで養生します

セメントが固まるまで養生
セメントが固まるまで養生

5.土間コンクリート工事

翌日、型枠に流し込んだモルタルが固まったので、型枠を撤去して、土間のコンクリートを打っていきます

まずはメッシュの鉄筋を設置します

メッシュの鉄筋を設置
メッシュの鉄筋を設置

そしてコンクリートを流し込みました

コンクリート流し込み

こちらはタイルを貼るので、そのぶん低く下地コンクリートを設置しました

コンクリート流し込み

6.タイル工事

本日はタイルの仕上げ工事です

昨日打ったタイルの下地に、タイルを団子張りしました

このタイルと全く同じものはないですが、よく似たタイルが各メーカーにあります

タイルを団子張り

明日、柱廻りに左官仕上げをして工事完了です

7.左官工事

本日は基礎の左官仕上げ工事、最終日です

基礎の一番上の部分は勾配を付けて(坂にして)水が溜まらないようにすることと、廻りの基礎と同じように刷毛引き(ざらざらの表面)仕上げにします

刷毛引き仕上げ(左官仕上げ工事)

きれいに仕上がりました

左官仕上げ工事

明日まで乾くのを待って、雨除けの養生を取外して完了です

8.完成

翌日、柱の基礎の仕上げセメントが乾いたので、雨除けを取り除きすべて完成です

補強工事完了
補強工事完了

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